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この度、南区高宮の地に小児科クリニックを開院いたしました、加倉寛也です。
医師となって18年間、福岡大学病院をはじめ、さまざまな施設にご縁をいただき、一般小児科診療に加えて、主に新生児疾患やアレルギー疾患を中心に研鑽を積ませていただきました。
私は幼少期からアレルギー疾患（アトピー性皮膚炎・気管支喘息・食物アレルギー）で苦労してきました。我が子も喘息やアレルギー性鼻炎を有しておりますので、アレルギー疾患で悩まれている子ども達やご家族の力になりたいと常々思っておりました。
私は3人の子供（高1・小6・小5）の父親ですが、長男が生後3か月になるかならないかの頃には妻がフルタイムの仕事に復帰しましたので、保育園の送り迎え・炊事・洗濯・掃除・ゴミ出しなどの家事や急な体調不良への対応などを妻と協力して乗り切る日々を送る中で、平日の遅い時間や土日も診察を受けることができ、共働きのご家庭の子育てのお役に立てるクリニックを作りたい、そう思うようにもなりました。
現在、新型コロナウイルス感染症流行での受診控えによる乳幼児健診や予防接種の遅れが起きておりますので、当院では感染症隔離室を設け、さらに待合室を2つに分けることで、ご家族が安心してお子さんを連れてくることができるクリニックを作りました。
また、昨今増加傾向にある様々な原因で学校に行くことが出来なくなっているこども達やご家族の手助けができれば幸いです。
小児科医となり親となり、子育ての大変さに直面した際に、『ちちはは(父母)も子どもと共に生まれたり育たねばならぬ子もちちははも』という言葉と出会い、目からうろこが落ちて、教訓としています。
これまでの経験を生かして、受診される皆さま（お子さんもご両親も共に）の健やかな成長のお手伝いをしたいと思っておりますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。
準備が整い次第、アレルギー専門外来や思春期専門外来なども行っていく予定です。